室屋義秀選手、残る3戦集中 エアレース・19年シーズンで終了

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室屋選手は開幕戦のアブダビ大会で優勝。最後となる今季、残る3戦に集中する考えを示す

 福島市在住の室屋義秀選手(46)が参戦するレース専用飛行機の国際大会「レッドブル・エアレース」が今季で終了することを受け、関係者やファンからは30日、残念がる声が上がった。一方、室屋選手は残る3戦での活躍を誓った。

 2017年シーズンに年間総合王者に輝き、今季の王座返り咲きを狙う室屋選手は同日、「9月までの短期決戦なので、他のことは考えず100%レースに集中する」とのコメントを発表。「限界に挑戦する過程で、新たな未来が創造されていく」と次のレースに全力で挑む考えを示した。今季は当初の全8戦の予定を変更、6月のロシア大会、7月のハンガリー大会を経て、9月7、8日の千葉大会で終幕する。

 福島市の木幡浩市長は「室屋選手が活躍できる大会が確保されることを願う。市として今後も応援する」と激励。

 室屋選手が拠点とするふくしまスカイパークを運営するNPO法人ふくしま飛行協会の斎藤喜章理事長(66)は「(室屋選手は)航空文化普及にも取り組んでいる。今後も活動にまい進して」とさらなる活躍を願った。

 県外からも室屋選手を応援する声が上がった。9月の千葉大会の開催地、千葉市の有志で組織する「レッドブル・エアレース千葉後援会」の石田辰雄専務理事(54)は「日本人で唯一参戦している室屋選手には、ぜひ千葉の空で有終の美を飾ってほしい」とエールを送る。