サッカーの思い伝える「教室」 インドIリーグ・遊佐克美さん

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「子どもたちには『失敗はない』ことも伝えたい」と意気込む遊佐さん

 福島市出身のプロサッカー選手遊佐克美さん(30)は6、7月の毎週月曜日、福島市鎌田のマックス・ファンタジスタで小学校高学年と中学生を対象にしたサッカー教室を開く。遊佐さんは「いつか、福島から世界に羽ばたいてほしい。サッカーだけでなく、どんなことでもいい。教室での経験がその一歩になれば」と話している。

 「兄の影響で物心ついたころにはサッカーボールで遊んでいた」という遊佐さんは、2004(平成16)年にサンフレッチェ広島ユースに入団、07年サンフレッチェ広島でプロデビュー。その後、国内外のプロチームでのプレーを経験し、現在はインドIリーグで活躍中。8月に始まる今シーズンからは同リーグのチェンナイシティFCへの移籍が決まっている。

 遊佐さんは福島市に妻と1歳の娘を残し、単身インドに渡り活動している。帰国するたびに「福島で何かやらなくては」という気持ちを抱いていたという。「これまでプロサッカー選手として生きてきた。その経験や思いなど、伝えたいことがたくさんある」

 ふるさと福島でサッカーをしている子どもたちと一緒にピッチに立つことが楽しみだという遊佐さん。「ピッチでは自分も子どもたちも同等の立場。一緒にボールを蹴ってお互いに成長していきたい」と目を輝かせた。

 今回のサッカー教室の収益は全額、インドの子どもたちに贈るサッカーボールや用具の購入資金に充てられるという。「インドの貧困層の子どもたちにサッカーボールを贈ると、みんなキラキラとした目で本当に喜んでくれるんです」

 サッカー教室の開催日は6月3、10、17、24日、7月1、8、15日。時間は小学5、6年生が午後6時~同7時20分、中学生が午後7時30分~同8時50分。参加費は1回1500円で、定員は各回14人。参加申し込み、問い合わせは主催のかまた鍼灸整骨院へ。