バドミントン・桃田賢斗選手に聞く 苦しい場面で勝つエースに

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「東京五輪でメダルを取り、バドミントン界を盛り上げたい」と語る桃田

 「ここ一番での集中力と勝負強さがあるのが本当のエース。五輪に向けて、一戦一戦全力で取り組む」。男子バドミントン世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本、富岡高卒)は31日、都内で福島民友新聞社のインタビューに応じ、来夏の東京五輪の出場権獲得とメダルへの思いを語った。

 ―5月に行われた男女混合の国別団体戦「スディルマン杯」は準優勝だった。日本のエースとして臨んだ大会を振り返って。
 「優勝を狙っていた。決勝は0―2の後がない場面で自分のシングルスが回ってきた。絶対に勝ちたかったが、1ゲームを取った後、第2、3ゲームとスピードが続かなかった。(優勝した)中国はここ一番の集中力、勝負強さを感じた。心身両面で苦しい場面で勝つのが本当のエース。そういう意味で自分はまだまだ力が足りない」

 ―敗れてどんな課題が見えてきたか。
 「相手に研究されていると感じているのでプレースタイルを変えていかないといけない。(相手の攻撃を粘り強く拾う)自分のスタイルに攻撃力が加われば戦い方も広がる。攻撃力アップをテーマに練習したい」

 ―東京五輪まで間もなくあと1年となる。
 「出場権はまだ獲得できていないが、期待をしてもらい、サポートも受けている。恩返しの舞台なので期待に応えられるよう一戦一戦でベストを尽くす」

 ―東京五輪でのメダル獲得を目標として明言した。
 「自分がメダルを取ることができたら、もっとバドミントン界が盛り上がると思う。そうすれば競技人口も増える。そのためにも頑張らなければいけない」

 ―富岡高の意志を受け継ぐふたば未来学園高バドミントン部が猪苗代町から広野町に練習拠点を戻した。後輩たちにエールを。
 「校名が変わって寂しい気持ちはあるけれど、富岡魂はしっかり引き継いでくれているはず。まずはバドミントンを楽しむこと。自分なりの目標に向かって頑張ってほしい」