シニア世代こそデジタル!84歳プログラマー・若宮さん持論語る

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
「人工知能と二人三脚で生きていく時代」とシニア世代に向けてデジタル克服を呼び掛けた若宮さん

 「最高齢プログラマー」として世界が注目する84歳の若宮正子さん(神奈川県藤沢市)は2日、いわき市文化センターで講演し「AI(人工知能)の時代に大事になってくる思いやりや温かさ、人を引きつける力などの『非認知力』を高めて」と人生100年時代の楽しみ方を伝授した。

 講演テーマを「私は創造的でありたい」とした若宮さんは「創造する(作り出す)ことはAIにはできない最も人間的な活動。だからこそ創造的でありたい」と話し「AIと人間が二人三脚で生きていく時代」と持論を語った。

 AIを受験秀才、非認知力を入学試験で測れない能力に例え「AIとの共存に必要な非認知力は、お年寄りに備わっている。シニア世代こそがデジタルを楽しんでほしい」と来場者の背中を押した。

 また「人生にもう遅いはない。私が成長したのはパソコンを買って80歳を過ぎてから。80歳で死なないで良かった。これからが楽しみ」と会場の笑いを誘った。

 若宮さんは、国際ソロプチミストいわき(蛭田房子会長)の認証35周年記念講演会の講師として登壇した。三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)を定年後、60歳から独学でパソコンを学び、iPhoneアプリを開発するなど世界から注目されている。政府の「人生100年時代構想会議」有識者メンバーも務めた。