『新生わらじ』次は8月本祭り! 絆まつりで拍手喝采の大成功

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
大友さん(中央)に福島わらじまつりの新たな伝統継承を誓う渡辺さん(左)と白山さん=2日

 「今回の初披露は通過点にすぎない。刷新はこれが始まり。やることが山積みだ」。今年刷新された「福島わらじまつり」の踊りと演奏の中心メンバー2人は口をそろえた。2日の祭りパレードでは、観衆から拍手喝采を浴びるほどの大成功。それでも気を抜かず「もっとみんなが参加できるまつりにする」と誓う。

 2人は福島商工会議所青年部まつり委員長の白山正樹さん(45)、福島青年会議所まつり伝承会員拡大委員長の渡辺裕太さん(34)。白山さんは踊り手約150人を束ね、踊りにも加わった。渡辺さんは新たに始まった和太鼓や笛の生演奏の全体的な調整役で、奏者約130人をまとめ上げた。

 これまで大わらじの担ぎ手だった2人だが、改革に賛同し「市民が誇りに思えるまつりにする」とリードしてきた。刷新の立役者で同市ゆかりの音楽家大友良英さん(59)は2人の存在を頼もしく感じつつ「新生わらじまつりは市民の関わりが鍵。わらじまつりが変わっていけば福島はもっと良くなるはず」と語り、次世代に期待を寄せた。

 白山さんは「次の目標は8月の本祭り。まつりを育てていくのが楽しみ」と意欲十分。渡辺さんは「伝統継承のため子どもに踊りを伝える仕組みも考えたい。市民が自信を持って『福島にわらじまつりがある』と言えるようになれば」。2人から大わらじに懸ける思いがあふれる。