冒険家・大場満郎さん「目標が人を強くする」 挑戦の人生語る

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「目標が人を強くする」と背中を押した大場さん

 世界初の北極海単独徒歩横断を達成した冒険家・大場満郎さん(66)は1日、いわき市文化センターで講演し「目標があれば強くなれる。やりたいことがあったら手を挙げてみるといい」と、経験豊かな挑戦人生を振り返った。

 里山に9万9000本の桜を植えて「世界一の桜の山」づくりに取り組むいわき万本桜プロジェクトの主催。福島民友新聞社などの後援。同プロジェクト代表の志賀忠重さんを取り上げたノンフィクション「空をゆく巨人」(集英社)の出版記念第3弾として開かれた。

 大場さんは「夢の見方、チャレンジの仕方」と題して、4度の北極海単独徒歩横断挑戦だけでなく、幼少のころ抱いた鷹匠(たかじょう)の夢などを紹介。心が折れそうになったときに憧れの鷹匠に言われた「人間は好きなことをやらないと最後に笑って死ねないぞ」という言葉に元気をもらったことなどを思い返した。

 北極海横断の挑戦エピソードも話し、シロクマと格闘し撃退した様子やベースマネジャーだった志賀さんとのやりとりなどを、身ぶりを加えて説明した。最後に万本桜プロジェクトに触れ「ぜひ皆さんで意気込みをつないでいってほしい」と呼び掛けた。