認知症の理解促進や関係者連携 会津若松市などエーザイと協定

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協定書を手にする(右から)下山田会長、矢吹会長、室井市長、桑原会長、林CIO

 会津若松市と会津若松医師会、会津若松歯科医師会、会津薬剤師会、医薬品メーカーのエーザイ(東京)は3日までに、情報共有や意見交換、連携協力を通じ認知症の人や家族が安心して暮らせるまちづくりを推進する連携協定を結んだ。

 エーザイによると、自治体との連携協定は県内では郡山市に次ぎ2カ所目。自治体と3師会との連携は全国で30カ所目。

 連携事項は〈1〉認知症に関する理解促進・啓発〈2〉医療・介護など関係者のネットワーク強化〈3〉早期発見・早期受診・早期対応〈4〉見守りネットワーク―など5項目。

 エーザイによると、先行して協定を結んだ自治体では認知症に関する小学生用教材を作製したり、認知症の人の居場所が検知できるシステムを構築する取り組みも進んでおり、今後、会津若松市との具体的な取り組みを検討する。

 市役所で行われた締結式では、室井照平市長、矢吹孝志会津若松医師会長、桑原英俊会津若松歯科医師会長、下山田博久会津薬剤師会長、林秀樹エーザイ代表執行役日本事業担当・hhcソリューション本部担当・チーフインフォメーションオフィサー(CIO)が協定書に署名した。

 出席者があいさつし、林CIOは「認知症治療薬を開発する中で対応の必要性を実感した。手遅れにならないよう、5者一体で安心して暮らせるまちづくりに貢献したい」と語った。