「福島ユナイテッド」経営基盤強化へ 仙台の企業が筆頭株主に

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
チームの経営基盤の強化へ力を合わせる須佐会長(右)と鈴木社長=福島市

 サッカーJ3の福島ユナイテッドFCを運営するAC福島ユナイテッドは4日、福島市で臨時株主総会を開き、東洋ワーク(仙台市、須佐尚康社長)が筆頭株主となることが発表された。チーム運営は引き続きAC福島ユナイテッドが担い、東洋ワークはチームの経営基盤の強化・拡大を支援する。

 同社は発行済みの3900株のほかに4500株を増資し、東洋ワークが4500株全てを取得する。新役員として、須佐氏が会長に就任、鈴木勇人社長は再任で、後藤忠久元会長(後藤歯科商店社長)が役員に復帰した。役員には須佐氏のほか、東洋ワークから4人が入った。

 東洋ワークは1976(昭和51)年創業。請負事業や労働者派遣事業、有料職業紹介事業などを手掛ける。全国20カ所以上に営業所があり、ベトナムなど国外にも支店がある。須佐氏は金山町出身で、みやぎ会津会長を務めている。

 総会後の記者会見で須佐氏は「J2、J1昇格を目指すにはさらに県民を巻き込んでいかないといけない」と強調し、郡山市など県中地方でのスポンサーやファン獲得の構想を示した。さらに、引退後の選手のセカンドキャリアを支援するため自社事業を生かす考えも明らかにした。