利用拡大へイベント活用「改修」 Jヴィレッジ全天候型練習場

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
ドーム型の屋根で覆われた全天候型練習場。雨や風の日でも利用できる

 県は、サッカー施設「Jヴィレッジ(楢葉、広野町)」の全天候型練習場をコンサートなどで活用できるよう改修する。スポーツ以外の利用拡大も図ることで国内外から人を呼び込み、地域活性化につなげる。

 内堀雅雄知事が4日の定例記者会見で6月定例県議会に提出する補正予算案に関連経費として1億6000万円を計上すると発表、「サッカーやラグビーに加え、いろいろなイベントで利用してもらえるよう努力していく」と語った。

 県によると、同練習場には非常用の照明や放送設備、発電設備、誘導灯などがなく、建築基準法や消防法に基づきコンサートなどでの利用はできない。補正予算案には、これらの設備を設置する工事費などを計上した。本年度内に改修を終え、利用開始を目指す。

 同練習場は、サッカーやラグビーで使用可能な人工芝グラウンド1面分を有する。最大で高さ約22メートルのドーム型の屋根で覆われ、昨年9月にオープンした。改修後は最大約4000人の立ち見が可能で、県はコンサートや音楽フェス、見本市などでの使用を見込む。

 これまで52団体、約7200人が利用し、特にJヴィレッジが全面再開した4月は6団体、約6000人が利用した。

 県は、近接する新駅「Jヴィレッジ駅」の開業も踏まえ、コンサートなどのイベントでより多くの集客が見込めると判断した。同練習場を巡っては、Jヴィレッジ利活用検討会がスポーツ以外での利用について議論していた。