Jヴィレッジ駅『常設化』検討 JR東日本、利用客増など前提

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
常設化が検討される見通しとなったJヴィレッジ駅

 JR東日本の雨宮慎吾執行役員水戸支社長は5日、福島民友新聞社のインタビューに応じ、Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)の全面再開に合わせて4月20日に開業した常磐線の臨時駅「Jヴィレッジ駅」について、地元自治体からの要望や利用客の増加を前提に、常設化を検討するとの意向を示した。

 雨宮氏は「Jヴィレッジや周辺自治体でイベントが開かれれば(駅の)利用客は増える。(地元から)常設化の話が出てくれば検討したい」と述べ、駅の利用状況や地元の機運などを踏まえ、常設化の検討を総合的に判断するとした。常設化した際の駅の管理方法と経費については「楢葉、広野両町に県も含めて詰めていきたい」と語った。

 Jヴィレッジ駅は、Jヴィレッジなどで行われるイベントの開催日に乗降できる無人の臨時駅。水戸支社によると、開業した4月20日に約5000人、同21日~5月6日には1日平均で約100人が乗降した。

 県は、駅開業に伴いサッカー以外のイベントでもJヴィレッジへの集客を見込めると判断、全天候型練習場をコンサートなどで活用できるよう改修するため、関連経費1億6000万円を盛り込んだ補正予算案を6月定例県議会に提出する。

 また、渡辺博道復興相はJヴィレッジ駅の常設化について、乗降客数の底上げと地元からの働き掛けが必要とした上で「復興庁も機運を高め、地域の活性化につながるように協力する」との考えを示している。