双葉町「役場機能」は駅周辺に 町民の利便性重視、移転検討へ

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 東京電力福島第1原発事故の影響で全町避難が続く双葉町は、2022年春を目標とする帰還開始に向け、町役場本庁舎の機能をJR双葉駅周辺に移転する方向で検討に入る。役場を含む公共施設の在り方について、秋にも町の考えをまとめる。13日にいわき市で開かれた町議会の一般質問で、伊沢史朗町長が明かした。

 既存の役場は、帰還困難区域を再び人が住めるように整備する特定復興再生拠点区域(復興拠点)内にある。同駅から南東に約1キロ離れている上、中間貯蔵施設の整備地にも隣接している。震災による設備の損壊が大きく、半壊の判定を受けている。

 伊沢町長は同駅周辺を中心とする復興まちづくり構想を踏まえ「帰還する町民が利用しやすい場所で業務を再開することを念頭に、役場機能の在り方を早急に検討したい」との考えを示した。また、既存の役場の復旧には長期の時間を要し、22年春の復興拠点全域の避難指示解除には間に合わないとの認識を示した。

 新たな役場の立地場所や庁舎の新築、複合施設への入居、既存施設を利活用するかなどは今後検討する。

 また、町は来年3月末までを目標とする一部地域の避難指示解除に合わせ、同駅に近接する町コミュニティーセンターで役場機能の一部を再開する方針を固めている。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【 選挙速報 】第25回参議院議員選挙・福島選挙区