狛犬に登る、墓周辺にごみ... 「神聖な場所」飯盛山マナー考えて

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 白虎隊士自刃の地など戊辰戦争の歴史が残る場所として知られる福島県会津若松市の飯盛山で、観光客のマナーが問題になっている。

 5月には狛犬(こまいぬ)の背中に登って写真を撮影する観光客の姿などが確認され、白虎隊士の眠る墓「白虎隊士墳墓域」の掃除などを行い、墓を見守る白虎隊墓守5代目の飯盛尚子飯盛分店代表は「飯盛山は霊山。神聖な場所でなぜそんなことができるのか」と表情を曇らせる。

 飯盛代表によると、マナーの悪い観光客が特に目立ったのが今年の5月。修学旅行で訪れた中学生が白虎隊士の眠る墓「白虎隊士墳墓域」の手前に立つ狛犬の背中に登り、その様子を注意することなく、教師が写真に収めていたという。飯盛代表が注意すると、教師は「だめなの」と驚いた様子で生徒に降りるよう促したという。

 同じようなことがもう1件あり、飯盛代表は自身の会員制交流サイト(SNS)に投稿、マナーの悪さに釘を刺した。また花火の跡があったり、墓周辺ににごみが捨てられているなどの問題も後を絶たないという。

 飯盛代表は「白虎隊士と対面し歴史を感じてほしいという思いから自由参拝にしている。来る前にもう一度マナーを考えてほしい」と話す。

 白虎隊士墳墓域は2月に国の登録記念物に登録され、今後も多くの観光客が訪れることが予想される。飯盛代表は「マナーを守り、気持ちよく観光してもらうには観光客だけでなく迎え入れる側の意識も大事になる」としている。

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