「アサリ試験操業」再開 相馬双葉漁協、最盛期「間に合った」

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試験操業が再開され、水揚げされたアサリ=17日午前、相馬市岩子

 漁や出荷の自粛が続いていたアサリの自粛解除を受け、相馬双葉漁協によるアサリの試験操業が17日、相馬市松川浦で再開した。最盛期を迎えた中での再開に、関係者は胸をなで下ろした。

 松川浦では5月20日に採取されたアサリから規制値を超える下痢性貝毒が検出され、県が採取や販売の自粛を要請。その後、同漁協の3回にわたる自主検査でいずれも規制値を下回ったため、県が自粛要請を解除していた。同漁協によると、貝毒検出は1988(昭和63)年以来31年ぶりだったという。

 県水産資源研究所によると、貝毒は、貝が有毒プランクトンなどを食べることで検出されるが、今回の貝毒検出の詳しい原因は分かっていないという。

 再開初日となったこの日は、漁師17人が同市岩子の船着き場から出漁し、340キロを水揚げした。同漁協理事で岩子地区代表の山下博行さん(65)は「しっかりと安全性を伝えていきたい。実入りも良くなっており、期待できる」と声を弾ませた。

 松川浦観光振興グループ代表の小野芳征さん(60)も「入荷への問い合わせは多かった。本格シーズンに食事提供や販売を再開できる」と話した。

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