楢葉「木戸川の水」...霞が関のローソン販売 中央省庁内5店舗

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中央省庁内のローソンで販売されている「ふくしま木戸川の水」

 本州有数の清流として知られる楢葉町の木戸川の水をペットボトルに詰めた「ふくしま木戸川の水」が、東京・霞が関の中央省庁内にあるコンビニエンスストア「ローソン」5店舗で売り出されている。県産品への風評払拭(ふっしょく)に取り組む復興庁の要請を受け、ローソンが「福島の復興を応援したい」と協力した。

 木戸川の水は、広野、楢葉、富岡、大熊、双葉5町でつくる双葉地方水道企業団が昨年11月、楢葉町の小山浄水場で浄化した水をもとに商品化した。国内最高水準の放射性物質検査を経た水を多くの人に飲んでもらい、帰還を望む町民の安心につなげるのが狙いだ。

 東京電力福島第1原発事故で避難指示が出た12市町村の将来像を巡り、Jヴィレッジ(楢葉、広野町)で2日に開かれた有識者検討会で、企業長の松本幸英楢葉町長が「帰還したい町民の中には水道水に不安がある人もいる。水道水の安全性を理解してもらうため、省庁を挙げて協力してほしい」と求めた。復興庁とローソンで店頭販売に向けた準備作業が加速した。

 渡辺博道復興相は19日、同庁内のローソンを訪れ、特設の売り場を視察した。試飲した渡辺氏は「安全でおいしい木戸川の水を、国の中枢機関から知ってもらい、広まっていくことを期待している」と強調。松本町長も駆け付け「早速対応していただき、感謝の念に堪えない。帰還促進につながってほしい」と述べた。

 木戸川の水は500ミリリットル入りで、1本120円(税込み)。復興庁のほか農林水産、国土交通、外務、文部科学各省内のローソン、経済産業省内のファミリーマートでも扱っている。

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