アルツハイマーに効果!シソ科植物など含まれるポリフェノール

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ポリフェノールの一種がアルツハイマー病の原因となる物質の凝集を抑制することを発見した平教授

 福島大食農学類の平修教授(44)らの研究チームが、シソ科の植物などに含まれるポリフェノールの一種を摂取することでアルツハイマー病の原因となる物質の凝集を抑制できることを発見した。平教授は治療法が確立されていないアルツハイマー病の予防・治療薬の開発につながる可能性があるとし、アルツハイマー病以外の認知症やパーキンソン病への予防・治療への効果も期待されるとしている。

 研究成果が18日、ネイチャーのグループ誌である英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」のオンライン版に掲載された。

 アルツハイマー病は脳内にアミロイドβ(Aβ)という物質が凝集することで発病する。実験では、ローズマリーやシソ、レモンバームなどシソ科植物に含まれるポリフェノール「ロスマリン酸」を摂取したマウスの脳内でドーパミンなどの神経伝達物質の濃度が上がり、それらがAβの凝集を抑制することを発見した。

 平教授によると、脳を対象とした創薬では、非栄養成分が脳に到達しにくいことが課題となっていた。ロスマリン酸自体はほとんど脳に移行しないものの、ドーパミン濃度を上げることで脳に大きく作用するという。

 東大や金沢大などの研究チームで、平教授は食品の成分分析などを行う福島大保有の最先端分析機器「イメージング質量分析装置」を使い、マウスの脳でドーパミンが増加していることを発見した。平教授は「日常の食生活にロスマリン酸を取り入れることで、アルツハイマーの予防に役立つ可能性がある」と話している。

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