ハワイに感謝の歌を!郡山の男声合唱団 ホノルルで7月に公演

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ホノルルでの演奏会に向けて練習に励むメンバーたち

 「平均年齢70歳」の男声合唱団ドンカラック(郡山市)は7月、米ハワイ・ホノルルで、東日本大震災の復興支援への感謝を伝える「ありがとう演奏会」を開く。震災後もパワフルに活動を続けてきたメンバーたち。会長の佐藤文吉さん(71)は「震災後に皆さんからもらった温かな支えが、復興に立ち向かうパワーになっていることを、歌を通して伝えたい」と意気込む。

 ドンカラック(呑・歌・楽)は1999(平成11)年11月に設立され、今年で創立20周年を迎えた。現在は50~80代の団員32人が所属し、各地で演奏会を重ねている。

 震災から半年後の2011年9月には、米ロサンゼルスで開かれた「南加日系合唱まつり」に参加。そこで現地の合唱団「ロサンゼルスメンズグリークラブ」と縁ができたのをきっかけに、ホノルル県人会の協力もあって今回の演奏会が実現した。

 「両合唱団がともに創立20周年を迎える今年、太平洋を挟み、ロサンゼルスと郡山市の中間地点のハワイで旧交を温めようと約束した」と佐藤さん。準備を進める中で、ハワイ州知事が震災後に復興支援のキャンペーンを立ち上げ、州民を挙げての募金活動で多額の義援金を贈ってくれたことや、ホノルル県人会から本県に多額の義援金が贈られたことを知ったという。

 演奏会は現地時間の9日に開く予定で、団員15人が「希望の島」「見上げてごらん夜の星を」などの曲を歌う。

 現地日系人に懐かしさを感じてもらおうと「ソーラン節」「会津磐梯山」など日本民謡のメドレーも曲目に組み込んだ。「感謝の思いと、重ねた人生の年輪を歌声に込め、精いっぱい歌いたい」。佐藤さんをはじめメンバーらは、本番に向けて連夜、練習に励んでいる。

 演奏会は「本県ハワイ移民の父」として知られる故勝沼富造氏(三春町出身)の葬儀が行われた「末日聖徒イエスキリスト教会タバナクル聖堂」を会場に開かれる。勝沼氏は明治時代から獣医師として活躍する傍ら、ハワイ移民局の職員となり、日本人移民を支援した。ドンカラックの演奏に先立ち、郡山市の歴史作家橋本捨五郎さんが講演し、勝沼氏の功績を紹介する。

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