磐梯山が『学びの場』...プロジェクト7月始動 教育旅行誘致へ

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裏磐梯で楽しめるサイクルツーリング

 会津磐梯山エリアでの教育旅行の復活を目指し、県や地元町村、民間団体などが連携する「"新"学べる磐梯山プロジェクト」が7月1日、始動する。原発事故の風評被害が続く教育旅行の誘致に向けて同プロジェクト推進委員会を発足、磐梯山を活用した学びや体験の魅力を前面に出し、本県教育旅行の再興を図る考えだ。

 推進委は、県会津地方振興局や北塩原、磐梯、猪苗代の各町村、各観光協会で構成。教育旅行の最適地として「選ばれる地域」を目指すことに特化した県内初の組織となる。

 2017(平成29)年に教育旅行で本県を訪れた学校数は震災前の10年の89.6%(県観光交流局調べ)にとどまる。インバウンド(訪日外国人旅行)を含めた観光客数が震災前を超える中にあって、回復の遅れが目立っている。特に本県全体の教育旅行の約4割を占める会津で回復が遅れているという。

 守岡文浩県会津地方振興局長は「教育旅行は体験型へと移行する傾向にあり、サイクルツーリングやパラグライダー、カヌー、収穫体験など、スキーだけではない磐梯山の魅力を発信する。震災前の数字に回復するよう、一丸となって取り組む」と意気込んでいる。

 「サポーター」が体験支援

 「学び」「体験」にスポットを当てた「学べる磐梯山」プロジェクトはこれまで、県主導でPR動画やパンフレット作成などに取り組んできた。今後は、安全・安心や体験を支援する地元企業や団体、個人を「学べる磐梯山サポーター」として認証。

 サポーターは子どもたちに農業や歴史を伝える個人や団体、宿泊施設、観光施設などで、優先的に教育旅行を紹介する。

 「学べる磐梯山カメラ」プロジェクトも同時にスタート。写真で街を元気にする「ローカルフォト」の第一人者で福山雅治さん、木村カエラさんら著名アーティストの撮影を手掛けた写真家MOTOKOさんをプロジェクトリーダーに起用する。地域カメラマンの育成に取り組み、地域資源の発掘や会員制交流サイト(SNS)を活用した情報発信に力を入れる。

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