小惑星探査機「はやぶさ2」福島県と密接 出村会津大教授講演

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
小惑星りゅうぐうの模型を手に話す出村教授

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が進めている小惑星探査機はやぶさ2プロジェクトに参画する会津大の出村裕英教授(48)が、福島市で開かれた県天文同好者の集いで講演した。プロジェクトの意義を説明したほか、プロジェクトが本県と密接に関係していることなどを紹介し、「宇宙を身近に感じてほしい」と呼び掛けた。

 講演は県天文協会の主催で22日に開催。出村教授は、はやぶさ2が表面の岩石採取に成功した小惑星りゅうぐうの模型を手に講演を始めた。地球の生物の体を形作る材料物質が、太古の昔に小惑星によってもたらされたとの説があることを説明。「われわれ人類の起源を科学的に明らかにするのがはやぶさシリーズの目的だ」と、小惑星を調べることの意義を語った。

 また、はやぶさ2プロジェクトには会津大のほか複数の県内企業が参画していることを紹介し、「宇宙開発は自分とは縁遠いものだと考える人は多いが、実際はそんなことはない。本県産のロボットが将来、月で働いている時代も来るかもしれない」と強調した。

 このほか、小惑星りゅうぐうの直径は約900メートルで、会津若松市の鶴ケ城の長辺の長さに相当することや、高さが郡山市のビッグアイ(132メートル)の7倍に相当することなど、県民に分かりやすくプロジェクトを紹介した。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【 参院選ニュース一覧 】 福島選挙区に「3人」立候補