3連勝を約束!室屋選手 エアレース・今季限り「レース集中」

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第2戦カザン大会の優勝トロフィーを手に、王座奪還を誓う室屋選手=福島市・ふくしまスカイパーク

 レース専用飛行機の国際大会「レッドブル・エアレース」で、今季開幕戦に続き、15、16両日の第2戦ロシア・カザン大会でも優勝した室屋義秀選手(46)=福島市在住=は25日、拠点とする福島市のふくしまスカイパークで報告会を開いた。ランキング首位を守り、2季ぶりの年間総合優勝にまた一歩近づいた室屋選手は、次戦に向けて「チームの総合力を発揮して、集中力を切らさず臨みたい」と3連勝を約束した。

 5月にエアレースが今季限りで終了すると発表され、年間8戦だったはずのシーズンが4戦に半減した。「残念に思ったが、やるべきことはレースへの集中。むしろ結果を求める意識が強まった」と室屋選手。2月の開幕戦終了後から約4カ月の間に機体を欧州で改造、テスト飛行を繰り返して万全の態勢を整えた。「実は第2戦も、力を出し切れば優勝できると感じていた」と明かした。

 カザン大会は旋回が連続する難コースで、絶妙なコントロールが求められる上、決勝当日は天気や風が激変した。ライバルたちが自滅する中、室屋選手は安定した強さを発揮。だが「決して楽な戦いではなかった」。総合優勝に向けて「ランキング上位陣とは接戦なので気が抜けない」と油断はない。

 福島市を拠点とする室屋選手は震災後、エアレースを通じて世界に福島の現状を発信してきた。エアレースが終了しても「今後も福島を拠点に活動する。福島の空を飛ばなくなることはない」ときっぱり。「福島のおかげで世界と戦えた。王座奪還は最終戦の千葉大会になると思う。県民の応援が励みになる」。残り2戦、県民の支えを胸に刻んで戦い続ける。

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