尚志高・染野唯月が「J1・鹿島」入団へ 日本代表目標に決断

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そめの・いつき 茨城県龍ケ崎市出身。鹿島アントラーズつくばジュニアユースから入学。2年次の全国高校サッカー選手権では、準決勝でハットトリックを達成するなど活躍し得点王となった。179センチ、71キロ。

 第97回全国高校サッカー選手権で県勢初の得点王に輝いた尚志高3年でU―18日本代表のFW染野唯月(いつき)選手(17)のJ1鹿島アントラーズへの入団が内定したことが26日、同校への取材で分かった。チームを4強に導いたエースストライカーが、新たなステージに挑む。

 染野選手は、同選手権で準決勝まで5試合で5ゴールを決めた得点力が評価され、国内7チームから声が掛かっていたという。中学時代は下部組織の鹿島アントラーズつくばジュニアユースで過ごしただけに、「もとのチームで活躍したい」と決断の理由を明かした。

 練習に参加した際には、「競争はどこよりも激しい」とプロの厳しさを体感した一方、選手同士で高め合うことができる環境に魅力を感じた。「勝ち残っていけば日本代表が近づいてくる」との思いが、決断を後押しした。

 鹿島からは、得点力をはじめ、得点に絡むパス能力、ボールキープ力を評価されたという。尚志高から直接J1入りするのは初めてで、仲村浩二監督(46)は「こういう選手を輩出することが一つの目標だった」と喜び「オールマイティーに活躍できる能力を生かし、点取り屋の新しい形をつくってほしい」と期待を寄せた。

 県内の高校から直接、Jリーグ入りした選手には、サンフレッチェ広島に入団した茂木弘人さん(聖光学院高卒)、ベガルタ仙台に入った萬代宏樹選手(福島東高卒、現JFLラインメール青森)らがいる。

 染野選手「プロで通用する体つくる」

 鹿島アントラーズに内定した尚志高の染野唯月選手は26日、福島民友新聞社の取材に応じ、抱負を語った。

 ―プロでの目標は。
 「まずはスタメン出場。1年目から出ていかないと生き残れないと思う。まだ時間があるのでプロでも通用するような体、スピードを身に付けたい」

 ―高校で学んだことは。
 「入学後にボランチ(守備的MF)からFWにポジションが替わり、うまくいかず悩んだ。それでも仲村監督から『チームのために結果さえ残せばいい』と言われ、シュート練習に誰よりも多く取り組んだことが良い方向に向かい、FWでプロを目指す気持ちにもなった」

 ―高校での目標は。
 「インターハイ4強と選手権制覇。チームのために点を取ることが自分の仕事なので、それを達成していけば結果は付いてくると思う」

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