福島医大「助産師養成課程」新設 専攻、大学院の2コース設置

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 県は11日、県立総合衛生学院(福島市)の廃止に伴い、福島医大敷地内に助産師養成施設を新設する基本構想を策定、公表した。医大に特別な技能教育を施す「別科」の助産専攻と、研究者となる助産師を育成する大学院修士課程内助産学コースを設置。質の高い助産師を安定的に確保し、安心して子どもを産み育てられる環境を整備する。

 本年度に設計業者を選定し、2020年度に基本設計と実施設計を行う。工期は21~22年度で、23年4月の開設を目指す。

 新施設は、看護学部棟の西隣に建設される。地上2階建て、延べ床面積は約2000平方メートルで、講義室、演習室、実習室、研究室などを備える。予定地は現在、駐車場のため、186台駐車可能な約3000平方メートルの屋外駐車場も確保する。整備費は12億7000万円程度で、管理運営は医大が担う。

 助産専攻は、助産師不足が見込まれることを受け総合衛生学院の助産学科と同じ定員20人程度、修業1年。修士課程は定員5人程度で修業2年。医学部や看護学部と連携した高度な教育、県内の他の医療機関と一緒に行う多様な実習が可能になるとしている。

 助産師は助産行為や妊婦らの保健指導を行い、看護師は医師の指示に基づき診療補助などを行う。助産師は看護師と助産師の免許が必要。県によると、本県の看護職員数(16年末、人口10万人当たり)は1303.5人で全国31位、このうち助産師は25.9人の同34位で確保が課題となっている。

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