増子氏一本化「正式合意」 夏の参院選、野党3党が調印式

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増子氏(中央)の3選に向け協力を誓った(左から)久保田委員長、金子代表代行(右から)真木氏、小川代表=6日、福島市

 今夏の参院選(改選数1)を巡り野党共闘を協議してきた民進党福島県連、共産党福島県委員会、社民党福島県連は6日、福島市で選挙協力の合意確認書の調印式を行い、民進党現職で3選を目指す元経済産業副大臣の増子輝彦氏(68)を統一候補とすることで正式に合意した。

 民進党県連の金子恵美代表代行、共産党県委員会の久保田仁委員長、社民党県連の小川右善代表、増子氏が、安全保障関連法の廃止や県内原発の全基廃炉など四つの政策課題の実現と、各党の主体性を尊重しながら増子氏の当選を目指すことなどが盛り込まれた合意書にそれぞれ署名した。

 具体的な協力方法は今後、3党と、野党共闘の協議を仲介した県九条の会や県内の護憲派の大学教授らでつくる市民団体「安全保障関連法の廃止を求めるふくしま県市民連合」が引き続き協議する。社民党は増子氏の推薦を決めている。

 各党の合意を受け増子氏は「きょうは政治の流れを変える歴史的なスタート。この合意に反することなく残された期間を全力で戦いたい」と決意を語った。

 野党候補の統一により、福島選挙区から比例代表に回ることが正式に発表された共産党県常任委員の新人熊谷智氏(36)は「野党共闘が実り本当にうれしく思う。増子氏を何としても勝たせるために全力を尽くしたい」と語った。

 同市民連合共同代表の真木実彦福島大名誉教授が調印式に立ち会った。

 福島選挙区にはほかに、自民現職で法相の岩城光英氏(66)=3期、政治団体「幸福実現党」総務会長の新人矢内筆勝氏(54)が立候補を表明している。