内堀知事、参院選「一定候補支援せず」 定例記者会見

 

 内堀雅雄知事は9日の定例記者会見で、今夏の参院選についての自身の対応を問われ、「直接的にどうこうということは考えていない」と答え、一定の候補者を支援する意向はないことを示した。

 2014(平成26)年の知事選で、与野党相乗りによって当選した経緯が背景にあるとみられる。

 内堀知事は、改選数が1に削減されることから「1人の参院議員は県民にとって重要な意味を持つ。本県の状況を把握し、政策を明確に打ち出してほしい」と述べた上で、福島の復興推進や人口減少対策などを含めた地方創生についての政策の実現を求めた。