野党共闘で「合同演説」 候補者一本化、民進・共産・社民が初

 
民進、共産、社民3党と市民団体がそろって初めて行われた街頭演説

 夏の参院選福島選挙区(改選数1)で候補者を一本化した民進党県連、共産党県委員会、社民党県連と市民団体「安全保障関連法の廃止を求めるふくしま県市民連合」は6日、福島市で初めて合同で街頭演説を行い、非自民勢力と市民の結集を呼び掛けた。

 野党統一候補として立候補を予定している民進党現職の増子輝彦氏(68)=2期=は、安倍晋三首相による野党共闘批判を意識し「私は野党統一候補という枠を超え、県民統一候補として戦っている」と強調した。

 民進党県連の金子恵美代表代行、共産党県委員会の久保田仁委員長、社民党県連の小川右善代表、全国で共闘を訴える西谷修立教大特任教授が参加した。