「若者を考えてくれる候補に」 初の1票ドキドキ、期日前投票

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選挙区の黄色と比例代表を示す白色の投票箱が並ぶ期日前投票所。各選管は初の選挙に臨む県内10代の若者らに、さらなる選挙制度への周知が求められる

 選挙年齢が「18歳以上」に引き下げられて初めての国政選挙となる参院選の期日前投票が23日、始まった。初の選挙権を得た県内の若者たちは「期日前投票を活用したい」などと話す。就職などを控え、雇用や景気対策、復興、風評対策といった政策を重視しながら候補者選びを進め、有権者としての自覚をみせている。

 郡山市の専門学生(19)は「ニュースで朝一番に投票に行った高校生が取り上げられており、自分も『期日前投票に行かなければいけない』という。気持ちが湧いた」と語り、今後、街頭演説などにも耳を傾けてみるという。

 会津若松市の会社員(18)は「復興を進め、風評被害を食い止める政策を掲げる候補者に投票する」と話す。投票日当日は仕事のため期日前を利用する。各選管が若者への期日前投票周知を図る中、「仕事をしている人にはありがたい」と話す。

 一方、各候補者の政策について、福島大2年の学生(19)は「就職活動を控えているので、雇用や景気に関する政策を重視する」と話す。「高齢者間の格差や保育所の不足など少子高齢化問題にも関心があるので、各党の意見を比較したい」と吟味している。

 郡山市の桜の聖母短大1年の学生(18)は「学生たちが学びやすいように奨学金の負担をなるべく減らしてもらい、もっと女性が活躍できる社会になってほしい」という思いを1票に託す。

 「税金を下げてくれるような、若者のことを考えている候補者に当選してほしい」。白河実高3年の生徒(18)は投票前の心境を話す。学校の授業で模擬投票を経験したこともあり、「候補者の政策をインターネットなどで細かく調べたい。自分と意見の合う人に貴重な1票を入れたい」と有権者としての自覚を語った。