「選挙公報」印刷始まる 模擬投票実施校が増え部数も増加

 
刷り上がった紙面を確認する県選管職員

 参院選の候補者や政党の政策を伝える選挙公報の印刷が25日、福島市の印刷会社で始まった。選挙区と比例代表の2種類を86万4600部ずつ印刷する。

 県選管によると、18歳選挙権の導入に伴い模擬選挙を実施する学校が増えたことなどから2013(平成25)年の参院選に比べ印刷部数が1万5600部多くなった。

 25日は福島選挙区の選挙公報の印刷が行われ、3候補の政見や経歴が書かれた新聞大の大きさの紙面が刷り上がった。県選管の担当者が立ち会い、仕上がり具合を確かめた。

 比例代表の選挙公報は27日に印刷される。28日に発送後、新聞折り込みなどを通じて家庭に届けられる。