福島市選管が「開票リハ」 人員配置や作業手順など確認

 
開票事務のリハーサルを行う福島市選管

 10日投開票の参院選に向け福島市選管は4日、同市の国体記念体育館で開票事務のリハーサルを行い、人員配置や作業手順などを確認した。

 リハーサルには約350人が参加。サンプルの投票用紙を使って、開票後は候補者別に手作業で分類し、点検作業は必ず2回行うことなどを申し合わせた。

 同市選管では2014(平成26)年の衆院選開票で未集計票発覚などのミスや、昨年の市議選での開票遅れなどが相次いだ。また、2日には同市から他の市町村に転出した不在者投票用紙の請求者12人に対し、誤った説明文を送付していた問題が発覚している。

 同市選管の本田和主事務局長は「今回は手作業での分類から始まるのでミスがないように本番に向けて確認したい」と話した。