増子、岩城氏接戦続く 4分の1投票先決めず、参院選・本社世論調査

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 10日投開票の第24回参院選で、福島民友新聞社は3~5日の3日間、読売新聞社と共同で世論調査を行い、取材で得た情報を加味して終盤情勢を探った。福島選挙区(改選数1)では、民進党の増子輝彦候補(68)=社民党推薦=と自民党の岩城光英候補(66)=公明党推薦=の現職2人が激しい接戦を続けている。ただ全体の4分の1の有権者が投票する候補者を決めておらず、最終盤の戦いが焦点となる。

 現職2候補の生き残りを懸けた戦いは、それぞれ地域別や職業別などで強弱は見られるが、ほぼ拮抗(きっこう)した情勢が続き、最終日まで予断を許さない状況だ。

 増子候補は、民進支持層の9割弱をまとめたほか、共闘する共産支持層の7割強を固めた。無党派層の4割強にも浸透している。

 衆院の小選挙区別に分けた地域別では、地盤(郡山市)の福島2区と1区で優勢を保っているほか、序盤に比べ4区で追い上げを見せる。職業別では、サラリーマンの4割が支持。年代別では50代と60代から4割の支持を得て、10~20代の若年層にも浸透する。

 岩城候補は、自民支持層の7割強、連立を組む公明支持層の7割の支持を固めている。ただ、無党派層の支持は依然、2割弱にとどまっている。

 地域別では、地元(いわき市)の福島5区で先行しているほか、3区で追い上げを見せる。職業別では、序盤情勢に比べて農林水産業の支持が増え、5割弱に浸透している。年代別では、30代と70歳以上の4割から支持を得ている。

 諸派新人で幸福実現党役員の矢内筆勝候補(54)は、浸透し切れていない。