【データで見る参院選】得票分析 増子氏、市部36万票・10勝3敗

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 改選数が1に削減後、2度目となった参院選福島選挙区は現職2、新人1の計3人で激戦を繰り広げ、初の「野党共闘」で挑んだ民進党候補が、法相の自民党候補と諸派の新人候補を下した。比例代表の本県関係候補者も明暗が分かれ、共産党の新人候補が初当選を果たした。県内で各党がしのぎを削った参院選をデータで分析する。

 岩城氏、町村部は互角の戦い

 参院選福島選挙区では、「自公与党」「野党共闘」の現職2氏が1議席を争い、県内59市町村で激しく支持拡大を図った結果、当選した民進党現職の増子輝彦氏が中通り、会津を中心に36市町村で得票を上回った。

 一方、自民党現職の岩城光英氏は浜通り全域と県南、会津地方の一部の23市町村での勝利にとどまり、増子氏に約3万票の差をつけられた。

 増子、岩城両氏の争いはそれぞれの地盤で、大票田の郡山、いわき両市での得票に注目が集まった。増子氏は郡山市で岩城氏の得票の約1.47倍となる8万3000票、岩城氏はいわき市で増子氏の得票の約1.5倍の8万6000票を獲得、互いに地元で強さを発揮した。 また、町村部での得票は増子氏10万3000票、岩城氏10万1000票と互角だったが、13市では増子氏が36万票、岩城氏が33万2000票となり、増子氏の10勝3敗だった。

 衆院の5小選挙区別では、増子氏が県中地区の福島2区で11万票、岩城氏がいわき市と双葉郡の福島5区で10万2000票を得票。ともに相手候補に約3万2000票差をつけた。

 しかし、このほかの1、3、4区では、増子氏が7千~1万4千票の差で岩城氏の得票を上回った。地元以外での得票差が勝利につながった形だ。