福島選挙区「期日前投票」12万2658人 参院選投票日1週間前

 

 県選管が発表した参院選(21日投開票)の投票日1週間前となる14日現在の期日前投票者数によると、福島選挙区で期日前投票した人は12万2658人で、全有権者の7.6%だった。

 2016(平成28)年の前回同期と比べ7134人減った。ただ、前回の選挙期間は通常より1日長く、中間状況は今回の10日間に対して11日間で集計しているため、県選管は「投票した人の増減は単純に比較できない」としている。

 投票者の総数は投票日2週間前の7日現在より10万1408人増え、5.77倍。市町村別で投票した人が最も多かったのは郡山市で2万3609人(前回同期比2264人減)。期日前投票所の入場券の発送が遅れ、7日現在の投票者数が987人にとどまっていた福島市は1万8878人(同4544人減)まで伸び、郡山市に次いだ。いわき市が1万6678人(同2626人減)と続いた。

 5355人が投票した白河市(同1070人増)、2849人の相馬市(同954人増)、1386人の富岡町(同383人増)など29市町村は前回参院選より投票者数が増えた。県選管によると、前回参院選では全有権者の19.42%に当たる31万8119人、17年10月の衆院選小選挙区では同23.77%の38万5911人が期日前投票した。

 14日現在の不在者投票の中間状況では、投票用紙の交付数は1万444人で1228人の投票を受け付けた。