本宮市長に高松氏再選 新人2氏破る、有権者「継続」選択

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万歳で当選を喜ぶ高松氏(左から2人目)と妻の香代子さん=25日午後9時10分すぎ、本宮市商工会館

 任期満了に伴う本宮市長選は25日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属現職の高松義行氏(60)=1期=が6649票を獲得、いずれも無所属新人で、前県議の佐藤政隆氏(61)、前市議の作田博氏(68)を破って再選を果たした。高松氏の任期は2月4日から4年。

 震災と原発事故後初めて行われ、現市政が進める復興策の是非などを争点に選挙戦が進められたが、有権者の選択は「継続」を求める形となった。ただ、高松氏の得票と次点の佐藤氏との得票の差は661票で、現市政に対する批判票も多かった。同市選管によると、当日有権者数は2万4667人で、投票率は59.75%(男性59.05%、女性60.41%)で、前回を16.02ポイント上回った。当選証書付与式は26日午前10時から、同市役所で行われる。

 高松氏"実績強調" 復興策に一定の評価
 過去最多の3氏が争った25日の本宮市長選では、現職の高松義行氏が、いずれも新人の佐藤政隆、作田博両氏を退け、有権者から再び市の復興推進を託された。市政の継続か刷新かを争点に舌戦が展開されたが、有権者の多くが高松市政の復興策に一定の評価を与える結果となった。その一方で、次点となった佐藤氏とは僅差だったことなど今回の選挙では、現市政に対する批判の声も多いことが示された。高松氏は結果を真摯(しんし)に受け止め、2期目の市政運営を進めるべきだろう。

 高松氏は昨年9月の議会で立候補を表明。選挙戦では、市内の商工関係者らが中心となって後援会組織をフル稼働、国会議員や地元市議らの応援を得て票の上積みを図った。現職として進めてきた復興策の実績を強調し、市政継続を訴えた。企業誘致や子育て支援、定住促進など七つの基本方針の具体策を示し、支持を固めた。

 佐藤氏は県議としての実績を示し、除染加速化などの政策浸透を進め選挙戦を展開したが、あと一歩及ばなかった。作田氏は道の駅整備などの政策を市民に浸透しきれなかった。

 高松氏が重点政策に掲げている、県土の中心となる同市の立地条件を生かしたまちづくりに向けては、少子高齢化や定住促進への対応など、取り組むべき課題が山積している。市民が安心して暮らせる本宮をどのようにするか、高松氏の政治手腕が注目される。

 【 本宮市長選 】(選管最終)
6,649
高松 義行
無現
  5,988 佐藤 政隆 無新
1,994
作田  博
無新