「選ぶ権利」行使できず 喜多方市議選、早期改革が必要

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 喜多方市議選の無投票は、2006(平成18)年に5市町村が合併、現在の喜多方市となって以降初めてで、市民の「選ぶ権利」は行使されなかった。

 要因の一つとして、人口比や他自治体の議員定数と比較し「定数26が多い」と指摘する市民もいる。議会も昨年、議会改革推進会議を設け定数是正を検討したが、今回の改選まで周知期間が少ないなどを理由に検討を先送りしている。

 3月議会をもって6議員が引退を表明。NPOや民間企業からの立候補の動きもあったが、空いた議席を奪い合うほどのムードは生まれなかった。出馬を一時検討した市民は「民間の立場の方が、新たな価値観でまちづくりにも参加できる」と、議員ではない市政への関わり方を模索した向きもある。議会に魅力を感じなかったとすれば、そう思わせた議会側はより存在感を発揮すべきだ。

 選挙を望んだ市民からは「審判を受けずに責任を持って市政のチェックに臨めるのか」と当選者に厳しい声も聞かれる。定数の具体的な検討も含めた活発な議論や改革が求められる。