民主・渡部譲県議が勇退 元副議長、6期の重鎮

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 11月19日の任期満了に伴う県議選で、会津若松市選挙区(定数4)選出の現職で元副議長の渡部譲氏(64)=民主、6期=は27日、次期県議選に立候補せず、今期限りで勇退する意思を表明した。民主党県連の創設メンバーの一人として初代幹事長などの要職を歴任、民主党出身の知事誕生に手腕を発揮した重鎮が県政界を去ることになる。

 渡部氏は福島民友新聞社の取材に対し「当初は原発を推進する立場ではあったが、震災と原発事故に強い衝撃を受け、この4年間は本県の復旧・復興に全力を注いできた。内堀雅雄県政が誕生し、一つの道筋ができた。後進に道を譲りたい」と述べた。民主県連が27日に福島市で開いた常任幹事会で次期県議選の1次公認を申請しなかった。

 東北電力労組出身の渡部氏は、労働界代表として県政に政策を提言する一方、民主県連の基盤を築いた。2006(平成18)年の知事汚職に伴う出直し知事選では、幹事長として無所属県議らと共に「非自民、非共産」勢力をまとめ、佐藤雄平前知事の誕生に貢献した。