渡辺大熊町長退任へ 「健康上の理由」11月任期満了で

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 東京電力福島第1原発事故で全町避難している大熊町の渡辺利綱町長(67)=2期=が11月に予定される次期町長選に出馬せず、任期満了で退任する意思を固めたことが22日、分かった。

 事故発生時から町長を務める渡辺氏は福島民友新聞社の取材に対し「(退任は)健康上の理由が大きい。若い人に新たな視点で大熊町を引っ張ってもらいたい」と答えた。

 渡辺氏は町議4期を務めた後、2007年の町長選で無投票初当選。2選を目指した11年は、新人の元町議を破り再選を果たした。

 震災時の避難対応で陣頭指揮を執ったほか放射線量が低い町内の地域を復興拠点に開発。本県の早期復興に向け、県内の除染で出た汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設の町内への建設受け入れを決断した。