3町長選"終盤の情勢" 磐梯・猪苗代・柳津、21日投開票

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 任期満了に伴う磐梯、猪苗代、柳津の3町長選は、21日の投開票まで19日で残り2日となり、終盤に入った。

 

 五十嵐候補・教育環境の整備主張 藤原候補・役場改革で町政刷新 

 【磐梯町長選】前回に続いて選挙戦となった今回は、いずれも無所属で、4選を目指す現職五十嵐源市候補(65)と元町職員の新人藤原忠善候補(54)が互いに街頭演説などを通して火花を散らしている。

 五十嵐候補は3期12年の実績を訴え、教育環境の整備や、福祉や文化のまちづくりを主張。後援会組織をフル稼働させ、すべての行政区で街頭演説を行い、町政継続へ支持を呼び掛けている。

 藤原候補は町役場改革による町政刷新を柱に、選対本部長を置かない地道な選挙活動を展開している。東、西部を含めた町の均衡ある発展を掲げ、東、西部地域を中心に街頭演説を展開している。

 前回投票率は83.55%。今回は町議選とのダブル選になったことで町民の関心の高さがうかがえ、両陣営とも投票率は前回以上になるとみている。

 前後候補・多機能型道の駅建設 佐瀬候補・猪苗代中整備を優先 

 【猪苗代町長選】届け出順に、現職の前後公候補(73)=1期、新人で前町議の佐瀬真候補(61)が支持拡大に向け、舌戦を展開している。

 両候補の主張の争点は建設を計画している道の駅の是非。また、観光や教育などの分野で論争を繰り広げ、それぞれが考える町の将来像の浸透を図っている。

 前後候補は1期目の実績を掲げ、町民総参加のひらかれた町政、健全な行財政基盤確立を打ち出す。防災や観光といった多機能型の道の駅整備を進め、人が集まる活気あるまちづくりを訴える。組織票に加え、票のさらなる上積みを狙う。

 佐瀬候補は限られた財源の有効活用のため道の駅建設中止を訴え、建設事業費を、先延ばしされている猪苗代中の整備に充てると強調。少子化対策や観光振興などを重視した町政運営を訴える。活発に町内を回り、票の掘り起こしを図る。

 井関候補・定住支援金を公約に 田崎候補・変革の必要性訴える 

 【柳津町長選】いずれも無所属で現職の井関庄一候補(67)=3期、前町議で新人の田崎為浩候補(54)が舌戦を展開している。同町長選の実戦は2007(平成19)年以来、8年ぶり。両候補とも少子高齢化対策など政策に共通点が多いことから、町政を担う実行力をいかに町民にアピールできるかが焦点になりそうだ。

 井関候補は3期12年の実績を踏まえ、地元の西山地区で地盤を固めながら、街頭演説を展開。少子高齢化対策には定住支援金制度の制定を公約に掲げ、新規就農者支援の枠組みを他の業種にも広げる政策を示している。

 田崎候補は街頭演説を中心とした選挙運動で町政刷新を強調している。若者の雇用促進と出会いの場の創出を主な政策に掲げ、高齢者の福祉と教育の充実、再生可能エネルギーの有効活用など変革の必要性を訴える。