「平田村長選」終盤の情勢 現新2氏、舌戦を繰り広げる

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 任期満了に伴う平田村長選は10日、投票日の12日まであと2日となり、8年ぶりの選挙戦は終盤に入った。届け出順にいずれも無所属で、現職の沢村和明候補(68)=2期=と、新人で前村議会副議長の三本松和美候補(57)が舌戦を繰り広げている。

 沢村候補は、村内の全18行政区に後援会を組織、さらに青年部と女性部を発足させ、各層に支持を広げる。各行政区で街頭演説を行い、財政健全化などに取り組んだ2期8年の実績を強調しながら、子育て支援の充実や村の総合観光開発、農商工業の活性化など五つの政策を掲げ、票の上積みを図っている。

 三本松候補は、地元の同村鴇子(とうのこ)字沢名地区を中心に草の根の運動を展開、村内全域への浸透を図る。村の財政状況を踏まえ、計画が進んでいる大型公共事業に不安があるとして、敷地造成が進む統合中の建設凍結または中止、ジュピアランドひらたの開発構想の見直しを訴え、現村政への批判票の取り込みを狙う。

 論戦の焦点は、両候補の主張が対立している大型公共事業の在り方。有権者の納得を得られる説明と、魅力ある村の将来像を示せるかどうかが鍵になりそうだ。