最大会派が勢力を維持 郡山市議選、品川市政に緊張感

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 市全域が一つの選挙区となって最多の62人が出馬した郡山市議選は立候補者の3分の1以上が落選する激戦の審判が下った。9日の投開票で決まった当選者38人の顔ぶれを見ると、改選前と同様に、前回市長選で品川萬里市長と争った前職を推した最大会派「創風会」が議会運営の主導権を握りそうだ。市長に近い第2会派「新政会」との勢力図に大きな変化はない見通し。品川市長は引き続き緊張感のある市政運営を迫られそうだ。

 2013(平成25)年4月に品川市政が誕生し初の市議選。品川市長の就任直後は執行部提出の副市長人事案が否決されるなど議会と市長との関係が市政運営の焦点の一つになった。現在は品川市長と議会は是々非々の関係を構築し、際だった対立局面は見当たらない。市当局が議会対策を強化したことや両会派間の対立も沈静化したことで、議案が否決されるケースもなくなった。

 当選者は現職26人、元職1人、新人11人。上位には現職や組織力のある候補が並んだ一方、新人は出馬したうち4割が当選。一方、大物を含む現職8人が落選した。震災後の閉塞(へいそく)感が漂う中、「復興、まちづくりに新しい風を」との市民意識も表れた格好だ。

 激戦に伴い、上昇するとみられた投票率はふたを開ければ過去最低となった前回と同程度の43.85%にとどまった。