福島県議選、「めいすいくん」も1票 啓発ポスター図案発表

 
福島県議選、「めいすいくん」も1票 啓発ポスター図案発表

ご当地めいすいくんが登場した県議選の啓発ポスター。人気投票でトップの白虎隊めいすいくんが本県をかたどった投票箱に1票を投じるデザイン

 任期満了に伴い11月5日告示、15日投票で行われる県議選に向け、県選管は16日、啓発ポスターの図案を発表した。明るい選挙推進の本県版キャラクターとして8種類の「ご当地めいすいくん」がお目見え。総選挙(人気投票)でトップを射止めた「白虎隊めいすいくん」が"センター"の大役を果たし、本県をかたどった投票箱に1票を投じるデザインとなっている。

 県選管によると、「白虎隊」をはじめ「モモ」「だるま」「野馬追」「滝桜」「フラガール」「赤べこ」「野口(英世)」の8種類のめいすいくんが、地域の垣根を越えて県全体を支え合う姿をイメージした。投票箱から出る光は、県民が選挙権を行使することで震災と原発事故から復興再生を果たした「ふくしまの未来」につながっていくことを表現した。投票箱の周りには県の花「ネモトシャクナゲ」をあしらった。

 来夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることから、選挙への若者の関心を高めようと、国際アート&デザイン専門学校(郡山市)の学生からデザインの協力を受けた。県選管は、今回の図案をポスター以外にも各種啓発グッズに活用する。