"秋決戦"ひた走る県議 「サヨナラ県会」閉会、課題山積も

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県議会が閉会、互いに握手を交わすなどしながら本会議場を後にする県議

 改選前最後となる"サヨナラ県議会"が7日に閉会し、11月5日告示、同15日投票で行われる県議選に向けて県議の動きは熱を帯びてきた。震災から4年半超が経過したが、本県の復興は道半ば。避難区域の復興や被災者支援など課題が山積する中で行われる震災から2度目の"秋決戦"に向けて、県議たちは選挙区をひた走る。

 9月定例会閉会後の議場。県議たちは「再びここに戻ってこよう」と握手を交わし、エールを送り合った。会派の控室では必勝を期してときの声を上げる姿も。告示まで1カ月を切り、選挙ムードが高まってきた。

 同じ選挙区の現職と激励を交わした浜通りの現職は「いよいよ選挙。気を抜かず、しっかり準備しなければならない」と気を引き締める。震災直後だった4年前の前回と比べ、より具体化した復興政策を打ち出す必要性を痛感。「4年前は震災、原発事故の直後で無我夢中。課題は複雑化しているが、今は将来の見通しを感じる部分もあり、安全、安心な暮らしを実現するための政策を訴えていきたい」と力を込めた。

 中通りの現職は閉会後、地元で早速、選挙対策の打ち合わせを行った。「来年度からの復興・創生期間に向けて、さらに県議会が果たすべき役割が大きくなる」と感じており、「2020年には東京五輪も控える。格差や分断を乗り越え、福島が前に進むための政策を訴えていきたい」と意気込みを語った。