増子輝彦氏の公認申請へ 来夏参院選で民主福島県連

 

 民主党県連は24日、来夏の参院選福島選挙区(改選数1)の党公認候補として、現職の増子輝彦氏(68)=2期=を党本部に申請すると発表した。11月中に公認を得られるよう申請手続きに入る。

 増子氏をめぐっては、昨年10月の知事選の候補者擁立の過程で県連代表を辞任した経緯がある。県連は、増子氏が今年6月に参院選への出馬を表明したことを受け、党内で調整を進めていた。

 増子氏の出馬表明から公認申請の決定まで4カ月を要したことについて、玄葉光一郎県連代表は取材陣に「県連が気持ちよく一番力を発揮できる体制になるよう時間をかけて調整を進めてきた」と述べた。

 来夏の参院選福島選挙区では、自民党公認で現職の岩城光英氏(65)=3期=が立候補を予定している。