1日だけの戦い、施策訴え 福島県議選・双葉郡は無投票

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(上)事務所に戻り、支援者と握手を交わす吉田さん(右)、(下)無投票当選となり事務所で支持者と握手を交わす橋本さん(左)

 5日告示された第18回県議選。有権者の多くが避難生活を続ける双葉郡選挙区は、自民現職の吉田栄光さん(51)と民主新人の橋本徹さん(39)が無投票当選した。1日だけの選挙戦となったが、各地の仮設住宅などを巡り、避難住民らに復興施策を訴えた。

 4選を果たした吉田さんは支援者一人一人と握手を交わし「双葉郡の課題解決に向け、国や県に新たな政策を提案していく」と復興への尽力を約束した。

 初当選の橋本さんは支持者と固い握手を交わし「身が引き締まる思い。使命感と志、行動力を持って皆さんのために尽くしていく」と決意を述べた。

 復興の一翼を担う県議に対し住民の期待も大きい。いわき市に避難する双葉町行政区長会長の石田翼さん(72)は「中間貯蔵施設の建設がほとんど進んでいないので、国への働きかけを強めてほしい」と話した。一方、広野町の主婦根本美佐子さん(50)は「住民と行政が考える復興には細かい部分でズレが出ている。(当選議員には)地域の声をこれまで以上に県に届けてほしい」と語った。