「福島県議選」告示、11区選挙戦 8選挙区で無投票当選

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 任期満了に伴う第18回県議選は5日告示され、全19選挙区(定数58)で計79人が立候補した。立候補者数は2011(平成23)年11月の前回に比べ9人減。過去17回の県議選の中では、第15回(03年)の78人に次いで2番目に少なく、全19選挙区の4割に当たる8選挙区で無投票となった。11選挙区は15日の投開票に向け、舌戦がスタートした。

 東日本大震災と原発事故から2回目、内堀雅雄知事の就任後初めての県議選。震災から5年目となるが、いまだ10万人余りの県民が避難する中、多様化する問題や人口減少など本県復興の行方を左右する課題への対応が焦点だ。

 立候補者の内訳は、現職が前回比7人増の51人、元職が同2人減の2人、新人が同14人減の26人。女性候補は過去最多の12人となった。政党別では自民33人、民主16人、共産6人、公明3人、社民2人、維新1人で、無所属18人。

 震災から8カ月後に行われた前回は、現職8人が引退、新人は40人が出馬し18人が当選して世代交代が図られた。一方、今回引退する県議は5人で、現職の9割近くが立候補した。支持基盤を固めている現職に対し、候補者擁立の動きが鈍かったことも立候補者減少の要因とみられる。

 県議は市町村議員と異なり広範囲な活動が求められるため、複数の市町村にまたがる郡部を中心に、人口減や高齢化などによる人材不足も背景にありそうだ。

 4日現在の有権者数は160万6898人(男性77万9818人、女性82万7080人)。