福島県議選「ミス許されない」 開票リハ、福島市選管に厳しい目

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県議選に向け作業手順など確認した開票リハーサル=9日午後、福島市・国体記念体育館

 昨年の衆院選開票で未集計票発覚などのミスや、7月の市議選での開票遅れなどが相次いだ福島市選管は9日、15日投開票の県議選に向け開票事務のリハーサルを行った。同市の有権者は「選挙に間違いは許されない」「準備をしっかりしてほしい」と、迅速・正確な投開票事務の遂行へ厳しい目を向けている。

 市選管によると、県議選の投開票事務は、昨年の衆院選後にミス防止のため策定された選挙管理執行事務改善計画と、市議選後の同市選挙事務改善委員会による提言に基づき行われる。

 県議選では、市議選が点検と確認作業が大幅な遅れの要因となったことを踏まえ、混票の点検を1回増やして3回とし、点検担当の職員を、票を数える計数班の近くに配置。点検を強化し、市議選時に開票が停滞した最終確認を行う集約班の負担を軽減させ迅速化を図るという。同市の国体記念体育館で行われたリハーサルには約230人が参加し、サンプルの投票用紙などを使い人員配置や作業手順などを確認した。

 同市の県議選開票は15日午後9時30分開始、16日午前0時30分の終了を予定。同市選管の本田和主事務局長は「正確性を第一に、できる限り早く開票作業を終了したい」と話している。

 同市の男性(74)は「人任せにした確認不足がミスを生んでいると感じる。反省を生かし、しっかりと連携を図り開票に臨んでほしい」と話した。会社経営男性(65)は「職員同士で意思疎通を図り、ミスを起こさないための施策を徹底すべきだ。選挙後の反省もして次に生かすような体制づくりが必要」と指摘した。

 相馬市選管、チームで効果的に

 「スピード開票」で知られる相馬市選管は、選挙ごとに庁内の約10人で「開票プロジェクトチーム」をつくり、効率的な開票方法や人員配置を検討している。

 同市選管によると、市議選と同日開票となる今回の県議選でも、約10人のチームメンバーが開票の段取りや手順を確認、当日は要所で指導的な役割を果たす。