福島県議選、15日投票 65人の候補者に審判

 

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から2回目となる第18回県議選は15日、県内11選挙区で投票が行われる。即日開票され、16日午前0時30分ごろに全ての当選者が決まる見通し。

 定数58のうち、無投票となった8選挙区の14議席を除く44議席をめぐり、65人の候補者が通常より1日多い10日間の選挙戦を繰り広げた。

 11選挙区の立候補者の党派別内訳は自民26、民主13、共産6、公明3、社民2、維新1、無所属14。

 今回、各候補者は復旧・復興の加速化、原子力災害の克服に向けた施策を訴えた。内堀雅雄知事が昨年11月に就任して初めての県議選となったが、復興以外の明確な争点は浮かばなかった。各陣営は投票率について、過去最低となった前回の47.51%を下回ると予想している。

 投票は28市町村の807カ所で午前7時から始まり、午後8時までに全ての投票所で終了する。