自民、福島県議会で過半数 県連が星氏を追加公認へ

 

 自民党県連は24日、県議選南会津郡選挙区に無所属で出馬し再選を果たした星公正氏(62)を追加公認する方針を固めた。25日の役員会で公認を決める。これに伴い、同党所属の県議は定数58に対し30人と過半数に達し、改選前を2上回る議席数を確保する。

 星氏が改選前まで所属したふくしま未来ネットワークは19日に星氏を含む4人で会派結成届を提出していたが、星氏は同会派が、5人が条件の交渉会派から外れたことなどを踏まえ、同会派を離脱し最大会派の自民党に移る意向を申し入れた。星氏は県議就任前に一時、自民党友だった経緯があり、地元支部などの了承を得て24日までに入党手続きを済ませた。星氏の離脱で未来ネットは3人会派となる見通し。

 県議会の会派構成は自民30、民主・県民連合17、共産5、公明3、未来ネット3となる。