福島県議選啓発で感謝状 県選管が郡山の専門学校へ

 
県議選の啓発活動に取り組んだ国際アート&デザイン専門学校の学生

 県選管は27日、今月行われた県議選の啓発ポスターのデザインや、テレビ、ラジオで啓発活動を行った郡山市の国際アート&デザイン専門学校の学生に表彰状を贈った。

 来夏の参院選から選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることから、若者の選挙への関心を高めようと同専門学校の学生が、県議選の啓発ポスターのデザインなどに協力した。明るい選挙推進の本県版キャラクターとして8種類の「ご当地めいすいくん」を考案するなど、「各地域の代表を選ぶ選挙=県議選」というメッセージを強調した。このほかテレビ、ラジオCMのアフレコも担当し、県議選の啓発活動に一役買った。

 表彰状の伝達式は同校で行われ、県選管事務局の徳永哲也主任主査が、ラジオCM企画で最優秀賞の熊谷大輝さん(音響・照明エンジニア科2年)と郡司千夏さん(マンガクリエイト科2年)に表彰状を手渡した。熊谷さんは「啓発活動をきっかけに今後、選挙に関わっていきたい」と話した。

 また、ご当地めいすいくんデザイン企画で最優秀賞の赤坂雛愛(ひなの)さん(イラストレーション科1年)、県議選イメージデザイン企画賞の佐藤友伊利(ゆいり)さん(グラフィックデザイン科2年)にも表彰状を贈った。