参院選見据え模擬投票 福島県選管、福島北高で

 
模擬選挙で投票用紙を受け取る生徒

 選挙権年齢を18歳以上に引き下げる改正公選法を受け、県選管は15日、福島市の福島北高で模擬選挙「未来の知事選」を行った。生徒たちが来年夏の参院選を見据えて投票に臨んだ。

 高校生を対象にした県選管の模擬選挙は、同法成立後2回目。今回は2年生190人が参加し、知事選候補役の福島大生4人による政見放送を見た後、本物の選挙と同じ手順で投票した。参加者の中には来年夏の参院選で選挙権を得る生徒もいるため、生徒たちは真剣な表情で1票を投じていた。

 県選管の模擬選挙は来年3月まで、同校を含む県内の13校で行われる。