授業の進め方解説 18歳選挙権、須賀川で教諭研修会

 
選挙権年齢引き下げを踏まえて、高校生への授業などについて学んだ研修会

 選挙権年齢を18歳に引き下げる公選法が成立したことを踏まえ、高校の教諭などを対象とした研修会は24日、須賀川市の須賀川高で開かれ、授業の進め方などを学んだ。県高校教育課、県特別支援教育課、県選管の主催。

 高校や特別支援学校高等部の地理歴史科、公民科の教諭など約40人が参加。県高校教育課の田母神賢一指導主事が高校生の政治的教養の教育に関する文科省通達や指導教材などについて説明。県選管の佐藤良作副主査が高校生の選挙活動などについて解説した。学校での政治的教養の授業の注意点などをテーマにした研究協議も行われた。選挙権年齢の引き下げについては、来夏の参院選から適用される見込み。