福島養護学校で模擬選挙 「初めての投票」を呼び掛け

 

 今夏予定されている参院選で選挙権年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられるのを前に、福島市選管は26日、福島市の市立福島養護学校で模擬選挙を行い、生徒たちに「初めての投票」を呼び掛けた。

 若者の投票率向上を目指す啓発事業の一環で、架空の都市の市長選に4人が立候補したとの想定で実施した。教室に投票所が設けられ、同校高等部3年の生徒8人が入り口で入場券を提示し、受け取った投票用紙に記入して投票箱に1票を投じた。

 男子生徒(18)は「思ったより難しくなかったが、緊張した」と感想を語った。