衆院定数10減、改正法が成立 新区割り適用は17年以降

 

 衆院選挙制度改革を巡り、「1票の格差」是正を図り、定数を10減して465議席にする改正公選法などが20日の参院本会議で可決、成立した。自民、公明、おおさか維新の会などが賛成。小選挙区は「0増6減」、比例代表は「0増4減」される。小選挙区の区割り変更に約1年間かかる見込みで、新制度を適用した選挙は来年以降となる。都道府県の人口比を反映しやすい新たな議席配分方法「アダムズ方式」は、2020年国勢調査を基準に導入する。